神戸六甲牧場のクラフトアイスキャンディー開発秘話

六甲牧場のアイスキャンディー3種類


 みなさんこんにちは、神戸六甲牧場公式ブログの2回目の記事は2020年7月中旬にプレ販売を開始する予定の「アイスキャンディー」の開発秘話です。

ソフトクリームのノウハウを活かし、濃厚かつスッキリとした味わいを目指した神戸からお届けをする「クラフトアイスキャンディー」です。

少し長い記事にはなりますが、是非読んでいただけましたら幸いです。

 

開発前夜

古いアイスキャンディー製造装置

 

20年ほど前までは、アイスキャンディーの取り扱いがあり、ご好評を頂いておりました。

しかし、ソフトクリームとの差別化が大変難しく、その場でしか食べる事のできないソフトクリーム の方が特別な商品と言えるだろうという事で、アイスキャンディーの方を廃盤にしてしまったのです。

しかし、時はインターネットの時代であり人々の働き方は勿論、楽しみ方も多様になっております。

店頭に行けないが、カップ入りアイスクリームなどのソフトクリームの味を楽しめる通販や、お持ち帰り向けの商品をのぞむ声が弊社内は勿論お客様からも耳に入るようになりました。

それでも、ソフトクリームは弊社にとって重要な製品であり店舗や周辺環境と合わせてお届けしたい大切なコンテンツであった為に、中々重い腰を上げる事ができませんでした。

そんな迷いの中、新型コロナウイルス(Covid19)の流行を発端とし、弊社店舗は休業要請の対象では無かったかとは思いますが、従業員やお客様の健康を考えますと営業を継続するわけにはいかず、全店休業の決断をしました。

そのような状況でも、お客様から何処かで食べる事はできないかという電話での問い合わせをいただく事が度々あったり何か良い方法はないかと考えている内に、アイスキャンディーの再販を思いついたのです。

しかし、アイスキャンディーマシンは20年近く倉庫で眠っている状態でした。

倉庫から引っ張り出し、テスト稼働をするも全く冷える様子がなく流石に冷媒が抜けていると思われたので修理を依頼しました。

所が、冷媒が抜けているどころか、冷媒管に穴があきそこから水が侵入しているという最悪の状況である事がわかってしまいました。

(実は稼働実験の為に自分達で冷却層に水を入れた事が致命傷だったようです。素人が勝手にさわるものではありませんね…)

冷媒管に水が入ると冷媒管内部に氷が出来、それが血栓のように冷媒の循環を止めてしまい機能不全に陥るという説明でしたが、リスクを承知で修復をしてもらいました。

可能な限り水抜きをしてもらい、恐る恐る冷媒とアイスキャンディーの冷凍用のクーラントを冷却槽に入れスイッチを入れると、ちゃんと目標温度の-30度付近までクーラントの温度が下がり既に氷点下である冷媒管も氷で詰まる事なく流れていました。

ヒヤヒヤしましたが、概ね問題なく稼働するようになりアイスキャンディー発売の道が開たのです。

 

商品開発開始!

アイスキャンディー製造中イメージ

 さて、マシンは動きましたが、喜んでいられる時間は短いです。

アイスキャンディーを作らなければなんの意味もありません。

残念ながら当時のレシピは残っておらず、ソフトクリームの原材料であるミックスをベースにしていたという記憶しか頼れるものはない状況でした。

まずは牛乳ソフトクリームの原材料であるミックスをそのまま投入してみましたが、そのままでは甘さは足りずアイスキャンディーとしての個性も出ません。

そもそも、ソフトクリームの温度帯は〜度でありアイスキャンディーは〜度ですので、味の感じ方が全く異なりソフトクリームのレシピそのものでは美味しくなるはずはありません。

ソフトクリームの原料をベースにしつつアイスキャンディー向けの調整を行い、少しずつ理想の味に仕上げていきました。

このようにソフトクリームのノウハウを生かしつつ、アイスキャンディーという似て非なる商品に最適化するという難しいプロセスをえて弊社の商品として自信をもってお届けできるものに仕上げました。

弊社のソフトクリームを食べた事があるお客様は勿論、初めて購入をされるお客さまにもきっと満足をしていただけるのではないかと考えております。

 

さらに、ソフトクリームにはない(出来ない)バリエーション商品を追加で開発していく事になりました。

 

まずは、「チャイティー」味です。

神戸北野という地域にはインド人の方が多く住んでおり、インドの食材店やレストランなどが数多くあります。

そのような地域性を反映した商品があっても良いのではないかと考えラインナップに加える事にしました。

チャイの紅茶、シナモン、ミルクの組み合わせが想像以上にアイスキャンディーにマッチし、一度ハマると何本も食べてしまう美味しさです。

 

最後の一つは、「ミルクかのこ」です。

ミルクかのこソフトクリームはレギュラー商品ではございませんが、大変人気の商品です。

アイスキャンディーでは、ソフトクリームのように小豆を上にトッピングするという形ではなく、練り込む事が可能でベースのミルクとより密接に結びつき小豆の香りと

 

このような流れで、最初のラインナップはミルク、チャイティー、ミルクかのこ、という方向で決まりました。

(フレーバー毎の記事も企画しております) 

アイスキャンディーの棒


 

以上、長文を読んで頂きありがとうございます。

 

もし宜しければ、弊社通販サイト(準備中)で購入をしていただけますのでお試しいただけましたら幸いです。

 

弊社商品や、商品のカスタマイズや食べ方の提案、神戸観光に関する記事の企画をしておりますので、今後ともどうぞ神戸六甲牧場公式ブログを宜しくおねいいたします。

 

神戸六甲牧場